インド海外インターンシップ体験 “本当の自分の力を磨くには?”

海外インターンシップ経験談 “本当の自分の力を磨くには?”

海外インターンシップ経験談  “本当の自分の力を磨くには?”

インドインターンシップ

 

【海外インターン受け入れ先】

   ・インドIT企業

 

【海外インターン内容】

   ・ヘルスケア関連のモバイルアプリケーション開発

 

【海外インターン期間】

   ・2ヶ月間

 

【出身校】

   ・立命館大学大学院

 

 

1. インドインターンを思い立つ 〜自分がやりたいこと〜

 

 ”大学院での研究成果を海外で実用的なモノに結びつける。”

 

 そう思い立ち、インドの名前も知らなかった街へ。単身2ヵ月半、現地IT企業のインターンシップへ旅立ったのは、今から2年前の8月の事でした。

 

 その時の私は大学院に進学してから半年。学部生の時から継続してきた、ITを用いたヘルスケアに関する研究が、少しずつ実用的なモノへの応用が視野に入り始めた頃でした。世間ではグローバル化が騒がれ出し、大河ドラマ「竜馬伝」の中で福山雅治演じる竜馬が「開国じゃぁ!」と叫んでいた年。私は研究テーマがヘルスケア関連と言う事もあり、少子高齢化が進む日本の国内だけを見ていてはいけないという意識は、自然と芽生えていました。私がこのインドIT企業でのインターンシップと出会ったのはそんな時でした。

 

 実はその時、私は大学院が主催する、大学院生を海外の研究施設に留学生として派遣するプログラムに参加しており、私の海外派遣先候補地として中国とオーストラリアが既に挙がっていました。それらはそれぞれ大学の研究との結びつきが強く、いけばそれなりのプログラムが用意されている事は確実でした。私はそれらとこのインドでのインターンシップとを比べ、迷いはしましたが、敢えて最もタフなイメージのあるインドを選びました。なぜなら、インドのインターンシップでは私の場合カリキュラムが無く、本当にやりたい内容(私の場合は自分の研究成果を海外で実用的なモノに結びつける経験)を自ら求める事ができると考えたからです。しかしそれは逆に主体的に目標を定めなければ何も得られない可能性のあるものでした。また実際の仕事の中で英語を使う機会が多くあると言う点や、文化が大きく違い、経済成長著しく、しかもその成長を牽引しているのがIT産業と言う点も魅力的でした。今後、日本がビジネスで関わりの増える国の、実際のビジネスシーンを学生であるうちに体験したかったのです。

 

 

2. 実習 〜大学の研究と海外インターンの両立〜

 

 会社までリキシャに揺さぶられ小一時間。英語の伝わらない運転手にジェスチャーで行き先を伝え、やっと会社に辿り着くところから一日がスタートの毎日でした。

 

 私が研修でお世話になった会社の部署は、スマホのアプリを主に開発している部署でした。自分の大学院での専門を製品づくりに応用したい。そう息巻いてインドへ来たものの、自分のプログラミングスキルの不足をまざまざと思い知らされ、会社の方々にかなりフォローして頂かないと前に進まないありさま。足りない部分を帰ってきてから自分で補って、何とか次の日に繋げていました。

 

 ようやく開発の仕方に何とか慣れてきた私は、当初の目的であった自分の専門を製品に活かそうと、専門であるヘルスケアに関連したアプリの開発を、チームリーダーに(僭越ながら)勇気を出して提案してみました。ところが、少子高齢化で健康ブームの日本では、一定の理解と関心を持ってもらえる事の多いヘルスケアの話題も、国の平均年齢が20代中盤のインドでは単に「珍しい事言うなぁ。」くらいの反応だったのでした。こういった感覚の違いをインターンシップ生としてではありますが、ビジネスの現場で体験できたことは大きな収穫でした。私のヘルスケアに関連したアプリ開発の提案はその後何度か説明をし、開発を任せてもらう事ができ、何とかインターン期間中にほぼ完成させる事ができました。

 

 実は、約2カ月のインターンシップ期間中に私は一度、大学の研究のため一週間程一時帰国しました。インドでのインターン開始前に学会へ提出した論文が受理され、学会発表の予定がインターンシップ期間の真ん中に入ってしまったのです。そのため昼間はインターンシップ、夜はデータ等を日本から送ってもらい、インドで学会発表の準備をするという状況でした。せっかくホームステイをさせて頂いたにも関わらず、部屋にこもって学会のプレゼンの資料ばかり作っていた私を、そっといつも見守ってくださり、時にはそんな私を見かねて街を案内してくださったりしたインドの優しい方々の事は今でも忘れられません。このインターンシップで得るものが大きかったのは、実習でのスキルアップはもちろんですが、こうしてほとんど現地の方と生活を共にする事ができた事だったと振り返って思います。「家族の繋がりを非常に大事にすること」、「神話が街にあふれていること」、「重低音がリズムを刻む音楽が好きなこと」、「基本的に野菜をすりつぶして香辛料をたっぷり加えて頂くおいしい食事」といったようなインド人の価値観を肌で感じる機会に恵まれたことが、私にとってはなによりの経験でした。 これらの事は今後、インドの人と共に働く機会に活かされる重要な事と考えています。

 

 

3. 海外インターンを終えて 〜本当の自分の力を磨く〜

 

 「いつも見慣れていたはずの街が、まるで違うもののように見える。」 これが壮絶なインドでの2ヵ月半を終え、日本に帰り一番最初に思った事でした。今まで自分の訪れた事のある場所は、世界のほんの一部に過ぎなかった事を、このタイミングで改めて痛感。 日本の整然とした街の様子や、行きかう人々の雰囲気が、インドの混沌としていてエネルギーの渦巻く情景とは、私の眼には対照的に映ったのです。

 

 インフラの整備、公害の解決、世界で最も早い時期からの高齢化社会との直面などを経験している日本の様々な力が、今後インドの活気を取り込み、さらに進出をしていく。そんな日本の力の一つになりたい。そう強く思い、インドから帰ってきてすぐに始まった就職活動戦線の中に飛び込んで行った事を覚えています。

 

 海外インターンを終え就活を始めてまもなくの頃です。 「将来 社会人になった時、肩書がなくても通じる本当の自分の力を磨くためにはどうすればよいか?」という気持ちが芽生えていました。これはインドで出会った多くの技術者との出会いから学んだことでした。彼らは技術者としてのプロフェッショナルを目指し、自己の価値を高めるための研鑽の道を求め、常に自分のキャリアのあり方を真剣に考え続けていました。そんなインドのエンジニア達の生き方に触れたことがきっかけで、

 

「将来の自分は、会社の看板をはずしても、周囲から認めてもらえるような価値があるだろうか?」 

 

と、そんなことを自問自答するようになったのです。

 

「自分の頑張りがそのままインドの経済成長に繋がっている。」 と 胸を張って語り、溌剌としていた同世代のインドのIT技術者達。 

 

自分も負けないように頑張り続けないといけない。

 

社会人としてスタートを切った今、ますますそう思うようになっています。

 

 

 

2013年 6月 1日作成

 

(Mr.YK 社会人一年目)

 

 

 

 

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